白内障手術は、目だけの局所麻酔で行いますが、手術中や手術後に目が重く感じることはあっても痛みはほとんどなく、全身への負担もありません。
当院では先進の白内障手術装置であるCENTURION®ビジョンシステム (アルコン社)を導入しております。
当院での白内障手術は極小切開創で行い、丁寧に手術を行うことで、術後の炎症を抑え視力回復を促し、早期に社会復帰していただけるよう心がけております。

最新の眼科トピックである、従来の方法より目に負担のかからない低侵襲緑内障手術（minimally invasive glaucoma surgery: MIGS）を行っております。
緑内障手術は点眼の効きにくい難治性の緑内障のみ適応でありましたが、軽度から中程度の緑内障へと適応範囲が広がってきています。
低侵襲緑内障手術は小さな切開にも関わらず、眼圧を下げる効果や緑内障点眼数を減らすことが期待できる手術であり、特に緑内障をお持ちの方が白内障手術をするときに、同時に低侵襲緑内障手術も行えば手術後は緑内障点眼の本数が減らせたり中止できることもあります。

• MIGSは角膜と虹彩の間の線維柱帯にアプローチする手術になります。

加齢黄斑変性症や糖尿病網膜症などに対し、抗VEGF薬を眼内に直接注射することにより、新生血管の増殖や成長を抑制する治療法です。

• 抗VEGF硝子体注射は眼球内に直接注射をする治療法です。

翼状片は、結膜の部分が異常に繁殖して、角膜の上にかぶさるようになってしまう目の病気です。
紫外線などが原因といわれますが、大きくなると乱視が起こって視力が低下したり、さらに大きくなると瞳にかかって視力が低下することがあります。
大きくなれば手術が必要な場合もあります。手術は、伸びてきた翼状片を切り取ります。ただ切り取っただけでは再発率が高くなりますので健常部結膜から移植し手術を行っております。

• 順に、「翼状片」、「翼状片手術 術前」、「翼状片手術 術後」の状態になります。